もしも株価が20%暴落したら。
ぺーやんです。
米国株は2008年以降、株価の回復と共に10年に渡る上昇相場が続きました。
この2年は株価もボックス相場であり、方向性の決まらない相場が続いています。
貿易摩擦やリセッションが不安視される中、長期投資家はどうするべきでしょうか?
株式投資の未来の著者、ジェレミー・シーゲル教授によると、長期に渡る米国の上昇相場は終盤であるとの事。
しかし、リーマンショックの様な、50%を越える暴落は無いと予想しています。
過去の金融危機のような40%以上のメルトダウンのようなものは考えられず、最悪でも弱気相場、つまり20%の下落で、これは関税が行き着くところまで行った場合だ。
中国と合意に至った場合は、景気の減速と10%の調整だろうが、過酷なものは予想されない。
又、6月時点の発言ではこう述べています。
PER 17.5倍は過去の戦後の平均的水準だし、低金利の世界ではまったく割高ではない。
だから、長期投資家は何も恐れることはない。
短期売買なら、貿易摩擦や金利の雲が市場を覆う中で大きな利益は得にくいだろう。
しかしながら、結局のところ暴落がどのタイミングで起きるかは予想ができず、タイミングを見計らった投資はほぼ不可能と言えます。
その為、暴落が起きる事は仕方のない事として諦め、暴落に耐えられる資金管理をしながら、機械的に買い付けを行っていくしか無いと言えます。
では、もし明日暴落が起きた場合、20%の暴落にあなたは耐えることができるでしょうか?
もし仮に、100%株式投資に回していたら、暴落に耐えられず、せっかくの優良資産を手放してしまう可能性があります。
その為、常に投資資金とは別に、資産を確保しておく必要があります。
私の場合は、株式投資は金融資産の50%程度に設定してあります。
米国株投資家の中には、投資に80%程度振り分けている方もみえますが、妻子持ちで1馬力の身としては、現在そこまで投資に当てる事はできません。
資産額が大きくなれば、自然と投資の比率が上がっていくでしょうが、私はまだそこまでの資産を保有できていません。
家関連や趣味の車に使ったり、消費も多いですしね。。。
この辺りは、人から見れば無駄と言われてしまいますが、人生の楽しみとして失いたく無い所です。
又、20%の暴落が起きた場合に、私の資産は120万円程吹き飛ぶ訳ですから、精神的な安定を保つ為に50%としています。
この辺りの比率は、人によりバラつきがあると思いますが、暴落時に株を手放してしまわない様、ポートフォリオをデザインする必要があります。
私は、億万長者を目標に投資をしていますが、資産の最大化が目的ではなく、今も将来も経済的に豊かに生活する事を目標にしていますので、投資をする為に節約を徹底しているわけではありません。
あくまで、お金は人生を豊かにするための道具なので、上手く使いながら幸せな人生を歩んでいきたいですね。
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