米国株は更なる高値を目指すのか??
ぺーやんです。
米国株は金融緩和政策が取られる中、高値圏となっています。
金融庁の老後2,000万円問題から、資産運用に興味を持つ方が増えたと言いますが、中々投資に踏み切れない方もいるかもしれません。
米国株は長期でみれば、高いリターンを上げてきましたが、短期的には評価額がマイナスになる時もあります。
景気にはサイクルがあり、5年から10年に一度不況が訪れるため、30年資産運用を続けると20%を越える暴落を3、4回経験する事になります。
しかし、だからと言って暴落を正確に捉える事も難しく、売買を繰り返せば税金や手数料など、余分な経費を払う事になります。
又、28年間のS&P500のリターンを調べたところ、年率11.1%のリターンに、最も影響を与えたベスト10日間(運用期間の0.25%以下)の上昇相場を逃すと、年率リターンは8.6%へと低下します。
更に、ベスト30日間(運用期間の0.5%)の上昇相場を逃すと、年率リターンは5.5%と半減してしまうのです。
つまり、タイミングを見計らった運用は、超一流の投資家である必要があり、殆どの方にとっては、運用成績を劣化させてしまう事になるのです。
さて、最近株式投資の未来の著者、ジェレミー・シーゲル教授が現在の株式市場について、コメントを出していました。
米国株のS&P500については、今は既にやや割高なものの、低金利である事、そして、米中の貿易協議が合意に至ればさらに10%上がると見てるようです。
楽観的に見ている印象を受けました。
しかし、米国経済が拡大している中で、事実上の金融緩和がされている事、それはバブルを引き起こす可能性もあります。
そして、実体の無い株高は、いずれ暴落に繋がります。その為、投資家はバブルに注意をはらいながらの運用を心がけるべきです。
逆に言えば、金融緩和により株式市場に資金が流れている内は、株高が続く事になります。
さて、現在のNYダウは下値を切り上げ、しばらく抜けられなかった、上値の抵抗線を突破しています。
更に、トランプ大統領は以前、中間層向けの減税案を1年以内に発表すると言いました。
来年は、大統領選を控えている事から、今後株高を演出する可能性が高いです。
その為、私は1年以内にNYダウが30,000ドルを越える事を予想しています。