現金はゴミです。
ぺーやんです。
現金はゴミです。
昨年コロナショック前に、有名な投資家 レイ・ダリオ氏はそうコメントしました。
そんな事を言うと、大切なお金に対してなんてことを言うんだ!っと言われますが、長期的に見ればやはり現金はゴミです。
この図は、1ドルを投資した場合、過去200年の各資産の価値の推移を表しています。
上から、株式、長期国債、短期国債、金(ゴールド)、現金となっています。
1番価値が上がったのは株式で134万倍、1番価値が下がったのは現金で95%減価しました。
特に、1930年代から価値が下がっていますが、これは金本位制が終焉するにつれ、通貨の発行量が増加したためです。
この様に、現金の価値と言うのは、年を追うごとに減価するわけですが、預金信仰の強い日本では、今だに親世代からの価値観から抜け出せない人達がいます。
しかし、若い世代の間ではインターネットによって、お金の真実が広まるにつれ、投資に積極的な人も増えてきました。
私は、そこに日本の希望を見出していますが、そんな中でも、老後のためにと節約で現金を貯める人もいます。
勿論、貯めないよりは良いのですが、せっかくの若い時代を節約と倹約で、老後のために現金を貯め続けるよりも、預金より少ない資金を運用に回して、残りは若い時代の経験や体験に使った方がよっぽど良いと思うのです。
私達は、老後の為に生きているわけではないのですから。
仮に、高卒でも20代前半で努力し300万円を貯めS&P500指数に連動する投資信託にお金を預ければ、65歳時にインフレ調整後の実質リターンで、4300万円の資産を築く事が期待できます。
しかし、現金で4300万円を貯めようすれば、元本300万円と、40年間毎月85,000円を貯蓄する必要があります。
仮に、それが節約と倹約で可能だったとしても、あなたは若い時代を老後のため捧げてしまう可能性があるのです。
又、現金はインフレに弱い資産ですから、苦労して貯めたとしても、それは40年後に半分の価値になっている可能性もあるのです。
そして、この真実を知っているかいないかで、これからは大きな格差となって、私達の生活に押し寄せてくるのです。
令和の時代は過去以上に、資産運用の重要度が高くなるでしょう。