ぺーやんの米国株投資

高卒サラリーマン ぺーやんが米国株長期投資で億万長者を目指します。

老後資金を現金で用意する危険性

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ぺーやんです。

 

老後のお金が自助により、2,000万円必要である事が知れ渡り、「そんなの無理だ!」「そんなに預金できない!」っといった声が聞こえてきますが、問題はそれだけではありません。

 

例え、預金により2,000万円を用意できたとしても、ぼくたちが定年する未来には、額面上もっと多くの準備をしておく必要があるからです。

 

なぜなら、資本主義社会はインフレが前提となったシステムである為、年を追うごとに物価が上がっていくからです。

その為、仮に現在で言う2,000万円の購買力を保とうと思うと、1%インフレが進むと仮定すれば、40年後額面上3,000万円のお金を用意する必要があります。

 

また、預金による将来の備えはリスクがそれ以上に高いです。

 

何故かというと、世の中のインフレ率によって必要な金額が変わる為、額面上いくら貯めたら良いのか予想できないからです。

 

その為、インフレによる減価を防ぐ為のヘッジをしながら資産を増やす必要があります。

それには、株式投資が有効な事を歴史が証明しています。

 

何故、株式投資が有効かというと、企業は物価上昇分を販売価格に転用し利益を確保できるため、1株あたりの利益(EPS)が押し上げられ、株価が上昇するためです。

 

そのため、株式を長期で保有すると、インフレと企業価値の上昇、配当の恩恵を投資家は受ける事ができ、資産を確実に守り増やす事ができるのです。

 

しかし、注意すべきは潰れない企業を選び、キャッシュを稼ぎ続ける優良企業に投資する必要があることです。

 

これに対する答えは、S&P500やNYダウといった優良銘柄で構成された指数に連動する金融商品保有することです。

 

歴史的に見て右肩上がりを続けて来た経済とアメリカのビジネスは、これからも優秀な成果を上げ続ける可能性が高いです。

 

又、2つの指数に採用される銘柄は、常に旬の企業に入れ替えられるため、右肩上がりの市場になる様デザインされていると言えるのです。

 

しかし、この事実を知っている日本人は多くはありません。

 

その為、老後資金を作ろうと現役生活を切り詰め、せっかく預金できたとしても、インフレによりお金も努力も減価してしまうのです。

 

そして、歳をとり、身体が動かなくなってから過去を振り返ったとしても、失ってしまった時間とお金は、一生返ってくる事のない後悔と悪夢となって、あなたを襲う事になってしまうのです。