ぺーやんの米国株投資

高卒サラリーマン ぺーやんが米国株長期投資で億万長者を目指します。

金持ちと貧乏の差はより拡大する

f:id:peyanusa:20210407221558j:image

ぺーやんです。

新型コロナによる影響で世の中は大きく変化しました。

業種にもよりますが、多くの企業が不況に喘いでいます。

 

しかし、ITやゲームは好況に湧いており、勝ち組と負け組企業に分かれています。

 

しかし、労働者全体で見ればやはり収入は大きく減っており、国民の生活苦は増大しています。

 

そもそも、消費税率が10%になった時から、日本の景気は大きく後退しており、更にコロナが追い討ちをかける形になり、国民の所得は大きく減少する事になったのです。

 

社会保険料も増え続けており、税負担率と社会保障負担率を合計した国民負担率も過去最高の46%を更新しました。

 

 

しかし、一方で株式等の資産を持つ金持ちは、今回のコロナによる不況でも、どんどん資産を増やしています。

 

不況ななれば、政府は財政出動をし中央銀行は金融緩和をして、労働者を守ろうとします。

しかし、それは皮肉にも資産価値を上昇させる事になり、金持ちをより金持ちにする事になるのです。

 

結局のところ、この資本主義社会では、いくら政府が労働者を守ろうとしても、最終的には資本家に富が集まるようにデザインされているのです。

 

そして、実社会ではデジタル化、AIやロボットによる自動化がどんどん進んでおり、長期的には労働者が不要になっていきます。

 

実際に生活に必要な物を提供する企業ほど自動化されていき、労働者への分配率は低下しています。

そして、その浮いたお金は資本家へと流れるのです。

 

そして、そんな労働者を守る為に、金融緩和政策と財政出動が恒久化していく、それが最近良く言われるMMT(現代貨幣理論)の実証実験になっていくでしょう。

 

私は、そんな気がしています。

 

それが、結果どうなるかは分かりませんが、国民にお金が行き渡って適正なインフレ率に抑えられたとしても、世の中のシステムが変わらない限り、資本家に富が集まる流れは変わらないでしょう。

 

つまり、これからも資本主義が続く限り、格差は拡大し続けるのです。

 

私は、昨年労働者としての収入は200万円下がりました。

しかし、私の資産はそれを遥かに上回るスピードで増加しています。

 

資産が増えるのが嬉しい一方で、労働者の賃金が低下する現実をなんとも複雑な気持ちで見ています。