ぺーやんの米国株投資

高卒サラリーマン ぺーやんが米国株長期投資で億万長者を目指します。

日本人の給料安すぎ!優秀な若者は日本を選ばない。

 

f:id:peyanusa:20191008230300j:image

ぺーやんです。

 

突然ですが、あなたの給料は上がっていますか?今の生活に満足しているでしょうか?

 

今の日本は、資源やエネルギー価格が上がっている中で、コストプッシュインフレによって物価が上がっています。

 

これは、給料が上がり消費が増える事での良いインフレでは無く、スタグフレーションです。

 

私は、運が良い事でグローバル化と円安のメリットを得ていますが、中小企業にお勤めで、国内市場でビジネスしている方は、かなり厳しいのではないでしょうか。

 

1990年以降に進めて来たグローバル化は、響こそ良いものの、日本の雇用や内需を破壊してしまいました。

 

そもそも、日本は輸出立国では無く輸出依存度は16%程です。

そんな中、バブル崩壊後の日本は新たな市場を目指し、グローバル化を加速させたのです。

 

その結果は、非正規雇用の増加、消費増税と法人減税による、弱い立場からとり金持ちを優遇する事による富の移転です。

 

そもそも消費税は、お金持ちよりも所得が少ない方が、消費に回る割合が大きいため負担は大きくなります。

 

その為、消費増税、法人減税は金持ち優遇と言えるのです。

 

では、日本のグローバル企業が特別給料が良いのかというと、そう言う訳ではありません。

f:id:peyanusa:20191008230746j:image

 

例えば、アメリカのグーグル、ネットフリックスの従業員の中央値が2,000万円を超えるのに対し、日本のソフトバンクグループやトヨタ自動車といった一流企業がその半分以下である事を考えれば、日本の賃金は安いと言えます。

 

これは、アメリカに限らず、以前は中国のファーウェイが、日本の新卒者を40万で募集する事で話題となりました。

 

しかも、日本では40万円で高額と騒いでいたのですが、中国では同様の人材を60万円で募集をかけており、日本では優秀な人材が格安で手にはいるとのこと。。

 

未だに、日本では新卒者を20万円程度で募集している事から、優秀な人材は今後どんどん海外に取られて行くでしょう。

 

それに対して、上の世代の「愛国心が足りない」とか「裏切り者が!」と言う声も聞こえてきますが、グローバル化が進んだ現代では、待遇が良い環境に移る事は当然の事です。

 

又、戦後のGHQの占領で日本は歴史を奪われ。

バブル崩壊後の不況の犠牲になった世代は、自分達は国に大切にされていない事を感じているため、愛国心が薄れてきています。

 

そして、日本の労働環境は悪く、正社員でもまともに生活できない待遇も多いです。

f:id:peyanusa:20191009080350j:image

日本企業の内部留保が500兆の過去最高になる中、全てが現金で保有ではありませんが、まともな還元をしない日本企業の状態は異常であり、お金の流れを止める行為は経済を停滞させることになります。

 

そして、今回の消費増税により、日本は完全に息の根を止められてしまうでしょう。

 

しかし、現状を嘆いたところでどうしようもありません。

社会や人のせいにしたところで、誰かが助けてくれるわけではないのです。

 

その為、私達は少しでも収入を上げる努力をし投資資金を捻出して、長期で運用する事で将来に渡り生活防衛する事が大切です。