数字を貯める事に意味はない。〜どう使うかが大切〜
ぺーやんです。
普段は中々言えないですが、お金は所詮紙切れであり、ただの数字であるため貯める事には意味がありません。
こんな事を言うと、お金は大事だし、そんな事を言えるのはお金に余裕がある奴だけだ!っと言う声が聞こえてきそうですが、本質的にはただの数字です。
貯金が正しかったのは、通貨と金(ゴールド)の価値がリンクしていた金本位制までの話で、およそ48年前にそのルールは改訂されています。
例えば、あなたがサッカーをやるとして、正しいルールを知っていなかったらどうなるでしょうか?
そんな事は当たり前で、ルールを熟知してそれを利用できる人が勝つに決まってます。
しかし実社会では、そのルールを学ぼうとしません。
そして、一部の人がそのルールを使い、どんどん豊かになっているのです。
そもそも、現在のお金は銀行の信用創造によって、お金を借りる人がいれば口座に数字を書き込むだけで、簡単に生み出す事ができます。
そして、中央銀行も金融緩和で国債を買い取ったり、通貨はいくらでも生み出す事ができます。
そんなただの数字を貯める事に、何の意味があるでしょうか?
確かに、短期的な生活防衛費は必要でしょう。
例えば、現在の日本であなたが300万円を20年預金したとすれば、微々たる利子がつけど20年後そこにはほぼ同じ300万円が残ります。
(昔の日本は預金を使い、それを投資する事で高度成長期を迎えましたが今は違います。)
そして、そのお金はインフレによって購買力が減価した20年前よりも価値が下落したお金です。
その間何も生み出していません。
しかしそのお金を使って、例えば世の中を良くしている会社への投資、商品やサービスに支払えば、その会社は利益を上げ、より世の中を変える商品を生み出すかもしれません。
又、鶏に卵を産ませ育てる事業に投資すれば、貧しい国の子供達が、栄養満点の卵を食べられる世界を作る事もできます。
この様に、お金というのは貯めておく事に意味はなく、投資によって世の中を良くするために使った方が、より社会にとって有益な活動が行われ、人類の発展に繋がるのです。
お金は社会を豊かにするために生み出されたものです。
そんなお金が日の目を浴びる事なく、無駄に日本で預金され活用されていない事は、ぼくはとても罪な事だと思うのです。
とは言っても、最近は電子マネーやポイントといったお金が多く生み出されているので、これからの若い世代は随分価値観が変わってくると思います。
そういった意味で、これから今あるお金がどう使われ投資され、世の中を変えていくのかとても楽しみな気持ちでいます。
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