自分を安売りするほど不幸になる
ぺーやんです。
現代の日本では、良い物を安く!を掛け声にそれぞれの企業が努力しているようにみえます。
実際に企業努力によって、日本は低価格でありながら、世界的に見ても高品質な製品を世の中に送り出しています。
一見、顧客重視で思いやりのあるビジネスに思えますが、必ずしもそれが世の中のためになっているとは言えないのです。
例えば、良い物を安くするには、生産性の向上が不可欠ですが、それだけでは商品単価を抑える事が難しい場合、労働者の賃金を安く抑える事によって実現している場合が多いからです。
そして、労働者が消費者という構図をイメージすれば、いかに安売りが自分達の身や日本の経済を衰退させているかを理解する事ができます。
昔、自動車を作り始めたアメリカのフォードは、労働者が消費者という考えに基づき、自社の工場労働者が車を買える水準に賃金を引き上げたと言います。
そして、アメリカは格差はあれど、お金の回し方は国も企業も日本よりも遥かに上手いため、あれだけ覇権国の地位を守り続ける事ができています。
ぼくたちは正しいと思い、実は間違ったことをしている可能性があります。
安売りや貯金が正しいということも含めて、これから日本を良くしていくためには、世の中のルールを知り、自分自身でお金の流れを変えていく必要があるのです。
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