やる事は簡単だが続ける事は難しい
ぺーやんです。
2009年から続く上昇相場が一服し、ボックス相場が続いています。
10年周期でやってくる景気後退に備えて、投資に踏み切れない方もいるかもしれません。
しかし、タイミングを見計る事がほぼ不可能な事を考えれば、今すぐにでも積立投資を始めるべきです。
資本主義社会は、基本株価が右肩上がりになる様デザインされているため、短期的な暴落は無視して長期で相場に居続ける事で、ほぼ100%利益を出せる事が歴史的に証明されています。
特に米国の様に資本主義が徹底されている社会では、資本家が社会の頂点に君臨し利益を搾取できる様になっています。
正に、トマ・ピケティ氏が証明した様に、r > gがより体現できる社会です。
長期で見た場合、米国株は実質リターンが6〜7%あるため、株式投資をする層としない層では、年を追う事に格差が拡大していくのです。
そして、行き過ぎた格差は階級社会へとなっていきます。
現代では、書籍やインターネットからでも優良な情報が得られ、米国株インデックスへの投資が資産運用での最適化として知られる様になってきました。
そして、その方法は誰にでも簡単にできる事です。では、全員がお金持ちになる事は可能なのでしょうか?
日本で外国株投資をしている人は、人口比率で1%以下と言われています。
その中で、米国株となると低い割合ですが、更にそこから長期で積立を続けられる人となると、かなり低い割合になるはずです。
比較的安全性の高い米国株のインデックス投資ですが、実際にやってみるとかなり変動がある事が分かります。
ぼくの投資額は600万円程度ですが、それでもこの1年で80万円の変動(リスク)があります。
人は実際に投資してみると、思っているより自分のリスク許容度が低い事に気づくのです。
暴落すると気持ちが沈み、本来買い増すべき場面で投げ売ってしまう事もあります。
これは、どんなに賢い人でも陥る罠で、人は危険や恐怖を感じると情動有利の思考になり、IQが著しく低下してしまうのです。
なのでスポーツや勝負の世界、又、どんな世界でも成果を出すには感情をコントロールする必要があるのです。
これを長期投資でコントロールするには、積立投資を継続させる仕組みと、ジェレミー・シーゲル氏の著書「株式投資の未来」と言った優良な情報を繰り返し、自分にたたき込む事が大切だと思います。
ウォーレン・バフェットが「ゆっくりお金持ちになりたい人はいない」と言った様に、長期投資は誰もができる簡単な方法でありながら、それを最後までやりきれるのは、まさに選ばられし人と言えるのかもしれません。
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