自分を債券として運用する
ぺーやんです。
株式投資をしていれば景気後退による下落や暴落に合う事もあります。
米国株は長期的に見れば年率7%のリターンを得てきましたが、短期で見ると変動は大きくマイナスになる年もあります。
その為、投資では株式と逆に値動きする債券や金を組み入れる事も多いです。
我が家では、株式と現金の他に実物資産の金と銀を保有していますが、債券は保有していません。
私は普段エンジニアをしていますが、勤務先が生活必需品セクターに属しているため、比較的安定した収入を得ることができます。
つまり、自分は常に安定した利回りを得られる債券と同じ様な役割をしているとも言えるのです。
各国のデータを見ると株式の長期運用リターンが優れている事が分かります。
その為、長期で運用する個人投資家は、自分が安定した金利を得る債券の役割を果たす事で、株式のみに投資した方が資産を最大化できると言えるのです。
では、あなたの給料で債券として見た場合、あなたの資産価値いくらでしょうか?
米国の30年国債の利回りは現在2%程度です。
利回りが2%であなたが年収500万円だとすれば、資産価値は2億5,000万円になります。
年収600万円で3億円、年収700万円で3億5,000万円、年収800万円で4億円です。
数字にして見ると、今の収入を維持してリタイアしようとした場合、いくら資産が必要になるか目安になると思います。
又、資本収益が労働収入を超えるには、多くの資産が必要になるため、私達個人投資家は先ず労働収益を高め積立投資し、現役時代で資産を最大化させ将来に備える事が大切だと言えます。