6千円の本当の価値
ぺーやんです。
税金や社会保険料、そして物価の上昇により可処分所得が減少している中、金融庁から老後に2,000万円不足する事が報じられ、怒りと不安に襲われている人もいるかもしれません。
又、老後に2,000万円不足する事は、現時点での夫婦を元にしているため、私達が老後をむかえるまでには、より多くのお金が必要になるわけです。
勿論、その間に世の中が変わり、老後のお金の工面が必要なくなるかもしれませんが、不確実性が高い未来において、お金の準備をしておいて損はないはずです。
それはそれで、少しリッチな生活が送れるかもしれませんしね。
さて、多くの方にとって、2,000万円と言うのは少なくない金額のはずです。
又、今後1%づつの物価上昇が継続したと仮定するなら、購買力を保つためには40年後に額面上3,000万円を用意する必要があるわけです。
預金は、ほぼゼロ金利なので、目標の金額を達成するためには、63,000円を40年間毎月積み立てる必要があるのです。
しかし、過去30年間のインフレを加味しない利回りを参考に、S&P500連動の金融商品で再投資と積み立てを継続すれば、月々6,000円を40年間継続する事で目標金額を達成する事が期待できます。
実際には、毎年同じ利回りは期待できず、年毎にばらつきがありますが、非常に高いリターンが期待できるわけです。
つまり、毎月わずかな金額を積み立てるだけでも、複利の力を使えば将来豊かになる事ができるのです。
そして、投資を早くから始める程、ガツガツ預金をする必要も無くなり、自分や家族を幸せにするための消費もできるのです。
日本では株式投資と言うと「お金持ちがやるもの」だとか「リスクを負いたくない」と言う方が多いですが、資本主義社会での長期投資は、あなたを豊かにしてれる可能性が高いです。
米国株は長期に渡り投資家に高いリターンを与えて来ました。
しかし、このチャートを見ても、「これからもこれが続く保証は無い」だとか「100%儲かる訳ではない」と言う方がいる訳です。
しかし、もしあなたが自分のお金で大切な仕事をお願いするとしたら、過去に何の実績も無く評価が低い人か、実績が多く評価が高い人どちらに仕事を託すでしょうか?
おそらく、ほぼ全員が実績も多く評価が高い人にお願いをしたいと考えるはずです。
普通に考えれば当然だと思うのですが、投資の世界では何故か例外となる事が多いのです。
例えば他には、株が高くてなってから買い、安くなったら売ると言う行為です。
又、通貨の価値と言うのは長い歴史で見た場合、過去のお金が現在流通していない事を考えれば、いずれゼロになってしまう事が理解できるはずです。
その為、私達は価値が下落する通貨を保有するのではなく、長期的に価値が上がる優良資産へ自分のお金をシフトしていく事で、将来少しリッチな生活をする事が可能です。