絶賛バーゲンセール中。タバコ銘柄アルトリア購入を検討。
ぺーやんです。
最近個別株を物色していたのですが、米国のタバコ銘柄、アルトリアが高値から40%を超える大暴落をしていました。
タバコ銘柄は歴史的に見て、健康被害や訴訟によって何度も暴落と低迷を経験してきました。
21世紀に入り人々が健康思考になる中、喫煙者は減少傾向です。しかし、一定の割合で喫煙者がいる事とタバコは簡単に辞めることができない為、喫煙者が減少している中でも、値上げによって売上を維持しています。
又、タバコは設備投資がそれほど必要ない事から、利益率も高く営業利益も増加傾向です。
そして、タバコで得た膨大なキャッシュを他分野の買収や株主還元へ使用しています。
自社株買いと増配によって、EPS(1株当たりの利益)と配当も伸び続けています。
この事から、株主を大切にしている会社である事が理解できます。
長期で見た場合、今回の暴落は10年に1度と言えるもので、ここ最近では2000年のITバブル崩壊、2008年のリーマンショック以来の下落となっています。
現在の配当利回りは6.68%と高く、ジェレミー・シーゲル氏の著書「株式投資の未来」によれば、タバコ銘柄フィリップ・モリスは年率19.75%と20世紀で1番高いリターンを出してきました。
(実際には再投資の手数料、配当課税があるため表よりもリターンは劣化します)
20世紀もタバコ銘柄への風当たりが強く、高配当で株価が安く放置されたために、多くの枚数を買い増す事ができたからです。
今後も健康思考の高まりによる喫煙者の減少、訴訟も続くと思いますが、習慣は中々変える事ができませんし、人間の本質が変わらない限り歴史は繰り返す可能性が高いです。
ずっと高値で推移していたタバコ銘柄がかなり割安になってきた事もあり、個別株への投資を来週にでも検討しています。